2009/04/07(火) 00:00 | ファミコン(FC) |
スクェアのトム・ソーヤ |
RPG
ファミコン
グラフィック:★★★★☆
音楽:★★★★★
操作性:★★★☆☆
面白さ:★★★★★
難易度:★★★☆☆
貴重さ:★☆☆☆☆
今回は1989年にリリースされたスクエアの隠れた名作RPGをご紹介したいと思います。
スクエアのトム・ソーヤ

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ガチで真っ黒なタイトルだけ・・・だと?!
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逆に考えるんだ

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こいつもドラゴンクエストⅢ同様、超名作のはずだと!
いきなりスクエアだと指定してきました。
普通自社の名前をソフト名に入れないですよね。
ナムコのえりかとさとるの夢冒険
・・・3人で冒険ですか?
エニックスのワンダープロジェクト
・・・新作の発表ですか?
タイトーのタイトーチェイスHQ
・・・くどいよ!
こんなことになりかねません。
理由は発売日程に他社で同じくトムソーヤを題材にした作品が被ってしまったからです。
・・・ソイツはセタからリリースされたトム・ソーヤーの冒険・・・。
アクションゲームです。
苦肉の策で社名をつけたのでしょうか。
コレに対してこちらはRPGです。
(セタではなく、スクエアが一歩引いたのが時代を感じます・・・)
米国の田舎の古き良き時代を感じさせるオープニングです

同じ題材で全く異なるメーカーから全く異なるジャンルの対決ですね。
このブログ的に間違えてセタのトムソーヤを手に入れていればおいしかったのですが・・・。
これまでRPGといえば上から見下ろしタイプのものが主流でしたが、本作品は横から見た見た2Dスタイル。
左右の長細いエリアを奥と手前で道が分かれて繋がっています。
コナミのがんばれゴエモンのようなステージ構成ですね

最初はアクションゲームを作っていたのを無理矢理RPGに変更したのかな?って思わずに居られません。
敵は通常のRPG同様エンカウント方式でランダムで現れます。
戦闘はターン制でこちらは最大4人パーティで冒険することになります。
戦闘時は敵は豆粒な大きさで表示されますが、攻撃するときはアニメーションしながら拡大して襲っていきます。
ってか、出現しても敵が小さすぎて何もわかりません。
敵がこちらを攻撃して初めて名前や風貌が分かる風変わりなシステム!
向こうに・・・敵・・・だと?!

こちらも攻撃時は遠くまで行って攻撃します。
迫力ある演出ですが、お互いそんな遠くに居たら行ったり来たりで疲れるゼ!
・・・たぶん。
こちらの必殺技に好きな名前をつけることができるのも夢があって面白いです。
個人的には「ねこぱんち」、「でこぴん」、「くさいいき」といったショボイ名前を付けて実は強力というのが好きです。
でこぴん一撃で死ぬ雑魚!!www
世界観ぶち壊しの敵キャラクターがテンションを下げるッ!

実に便利なのはテントを使うことでいつでもセーブできるシステムです。
(バッテリーバックアップだからパスワード無し!)
今じゃ訴えられるようなキャラクター!!黒人の特徴を拡大しすぎ!

アメリカの田舎を舞台にしたほのぼのとした世界観は独特ですごく新鮮です。
道具も実生活に溢れるものばかりでこだわりを感じます。
子供の頃の近所を冒険する気分になるのはさすがスクエアです。
それもそのはず、音楽はあのファイナルファンタジーシリーズの植松氏が担当し、開発はファイナルファンタジーのスタッフが被っています。
これだけ豪華なスタッフが集まって作ったので作品の完成度は高いです。
実は成長システムもかなり個性的で敵を倒しても経験値が入りません。
しかし、少しずつ強くなります。
どことなくファイナルファンタジーⅡの成長システムの香りがしますね。
また、基本的には一本道ですが、成長させればかなりのストーリーを省略して先に進めます。
その際、ストーリーのつじつまが合わなくなるもパワフルな感じがします。

当時知らなかったのですが、実は・・・重大なバグがあります。
本来一個しかないアイテムを複数取れてしまい、フリーズしてしまいます。
(知らないでセーブするとやり直しをするハメに・・・)
もぐらが一番驚愕したのが、このゲームで過去のどのゲームにも無いスゴイ攻撃する敵がいます。
コレを喰らったらどんなプレイヤーも凹ませるくらい強力な攻撃です。
ゲーム史上最凶の攻撃ッ!
リセット

そうです、一瞬にしてあのサムイ文字だけのタイトル画面に・・・。
マジで気をつけましょう!!
建物に入ればこのように住人が・・・アドベンチャー色強いシステム

個人的には任天堂のMOTHERよりこちらのほうが数倍好きなのは何故でしょう・・・。
RPGファンには一回プレイして欲しい隠れた名作です。
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