2009/06/30(火) 00:00 | ファミコン(FC) |
双裁龍(ダブルドラゴン) FC版 |
アクション
ファミコン アーケード マークⅢ GBA
グラフィック:★★★☆☆
音楽:★★★★☆
操作性:★★★☆☆
面白さ:★★★★☆
難易度:★★★★☆
貴重さ:★☆☆☆☆
今回は以前レビューした作品の別機種のレビューをしたいと思います。
双裁龍(ダブルドラゴン)FC版

説明不要かも知れませんが、・・・アーケード大ヒットしたベルトスクロールのアクション移植作品です。
このファミコン版はアーケード本家と同じテクノスジャパンがリリースしています。
(テクノスジャパンは年に倒産しました。)
マークⅢ版のレビューはこちら
↓↓↓
双裁龍(ダブルドラゴン)マークⅢ版
ストーリーはギャング団に誘拐された恋人を救出する為に戦います。
自宅前にどう見ても売春婦のような格好している彼女がボディーブローを喰らって誘拐されます・・・。
このご時勢ではタブーな表現ですね・・・

後の作品で非業の最期を遂げるのはあまりにも有名ですが、救出に向かいましょう!!
(オイ!)
アーケード版は二人同時プレイできましたが、例によってこのファミコン版は削除されています。
しかし!オリジナルモードである対戦モードで二人対戦はできます!
(゜д゜)?!アボボの顔が強烈に怖い!!

完全に別物のようなデキのVSモード。
不思議とキャラクターの等身が上がり、迫力があります。
キャラクターがデカく、迫力満点!

このキャラクターで本編作れよテクノスジャパン!
・・・あ、倒産してしまっていますね・・・。
個人的にはこのモードがかなり楽しいのでオススメです。
肝心の本編ですが、ずいぶんとアレンジが加わっています。
グラフィックがアーケードと比べ、大幅にパワーダウンしており、完全に別物と考えても良いのではないでしょうか。
(゜∀゜)チープ!時代を感じるぜ!

音楽はアーケードをベースにしてかなり耳に残る名曲ぞろいです。
(個人的にはかなりこのファミコン版の音源のバージョンが大好きです。)
この作品では敵を倒すことで経験値を入手、レベルアップすることができます。
スタート時はパンチ、掴み攻撃、ジャンプくらいしか脳がありませんが、レベルアップしていくにつれて、ヘッドバッド、ジャンプキック、回し蹴り、裏拳と強力な技を習得します。
(体力がこの時に回復しないので敵を穴に落としてやり過ごすか悩むところです。)
ダブルドラゴンの顔!アボボ!・・・1面のボスです

不満点としては、敵を倒してもどれだけ経験値を入手したのか、あとどれくらい敵を倒せばレベルが上がるのかさっぱり情報がありません。
更に、レベルアップして新しく入手した技も何もレクチャーが無いのでいつ何を習得したのか全く分かりません。
不親切にも程がある!!

そして肝心の操作性はクセがあるのでお世辞にも良いとは言えません。
普通のアクションではAボタンでジャンプをしますが、ABボタン同時押しをしなければいけません。
(テクノスジャパンのくにおくんシリーズにも受け継がれており、ある意味テクノス系はAB同時押しがジャンプ!と認識したほうが良いかもしれません。)
ステージによっては橋が途中で切れていたり、崖をジャンプで越えなければいけない箇所が結構あるので慣れない内は転落死のオンパレードです。
これらの地形での落下は即死なので緊張感があります

当時のソフトで画期的だった点がいくつかあります。
①敵を掴んで連続で蹴りを入れたり、逆方向に投げ飛ばせるというシステム。
その後のファイナルファイト系ではほぼ確実に導入されるほどのスタンダードになりました。
②敵の武器を奪って攻撃できるシステム
敵の持っているムチや爆竹を奪って返り討ちにできるのも今ではスタンダードです。
③ベルトアクションでレベルの導入
これはカプコンのアーケードのD&D、天地を喰らうシリーズでも御馴染みですね。
ファミコンではマイティファイナルファイトで同じようなシステムを体験できます。
意外と苦戦する奥行きの無いエリアでのボス戦・・・

また難易度がかなり高いのが特徴で、コンティニューという生ぬるいシステムは搭載されていません。
レベルを最高まで上げてゲームオーバーになったときの絶望感は異常

かなり荒い作りですが、結構好きなアクションゲームです。
マークⅢが鬼の難易度でしたが、こちらは何回かプレイすればクリアできる難易度です。
・・・難しいですが。
骨太なベルトアクションを体験したい&アーケード版を知らない人は是非!!
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