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2014/07/11(金) 00:00 | ゲームボーイアドバンス (GBA) |
ファイナルファンタジー I・II(GBA版) |
GBA FC
RGG
グラフィック:★★★☆☆
音楽:★★★★★
面白さ:★★★★☆
難易度:★★★☆☆
貴重さ:★☆☆☆☆
皆さん、こんにちは、もぐらです。
本日は趣向を変えて、超メジャーRPGをレビューしたいと思います。
ファイナルファンタジーI・II!のGBA版だ!

昔はエニックスのドラクエと競合するメーカー・作品でしたが、今では同じ会社というのも感慨深いものですね。
元々はファミコンで発売されたファイナルファンタジー(FFI)とその続編であるファイナルファンタジーII(FFII)がカップリングされて、1994年2月27日にファミコンで発売されました。
システムが全く異なる2作品を一本に収録したのは当時、画期的でした。
その後、大幅にグラフィクとシステムをアレンジして携帯機にが2004年7月29日にで発売された本作品となります。
FFIとFFIIそれぞれを別に内容をレビューしたいと思います。
ファイナルファンタジーIのフィールド画面!

オリジナルであるファミコン版は1987年12月18日に発売されています。
今プレイすると難易度が高く、不親切な点が多いですが、今に続くシリーズの源流となる要素が多く内在します。
ジョブシステム:
ゲーム開始時に4人の主人公パーティーの職業を選んでキャラクターメイキングします。
ゲーム開始後はパーティーや職業を上位レベルに上げる事以外に変更することが一切できません。
その為、ゲーム開始時に作品全体の難易度を左右するので、この選択が最も重要です。
もぐらは剣士+モンク+モンク+白魔道士でした。
もっとも強力なパーティー構成だと思いますので、悩んだら是非これで行くと簡単に攻略できると思います。
(モンクはお金がかからない上に、後半は素手が恐ろしく攻撃力が高く、武器を装備するより遥かに協力です。)
グラフィック:
グラフィックは完全に描き直されております。
ファミコンらしさは全くないです。
かといって、GBAの他のRPGの美しいグラフィックには及びません。
一昔のRPGツクール(コンストラクションツール)で作ったようなレベルなのはちょっとツライところです。
戦闘画面のグラフィックは描き込みがかなり良く、天野喜孝氏の独特の絵を多彩な色で再現して綺麗です。
音楽:
ファミコンをベースに大幅にアレンジを加え、音源豊かなGBAの性能を駆使した音楽は素晴らしいです。
初代から植松伸夫氏の作った素晴らしい名曲が多数収録されています。
面白さ:
ファンタジー全開でSF感があまり無い古き良き中世の世界での剣を携えての冒険は最近のシリーズには無い魅力があります。
ストーリーもコテコテの王道で、光の4戦士が世界の力の源であるクリスタルの輝きを取り戻すというものです。
オリジナルはかなり難易度が高かったですが、初心者でもクリア出来る位易しくなっております。
また、プレイヤーキャラクターが大幅に成長しやすくなりました。
その代わり、ボスが大幅にパワーアップしています。
個人的には当時の粗削りとも言える「味」が無くなってしまったと感じます。
ゲーム中で最も重要なイベントだ!

【他】
・FFII以降に登場するアイテム/武器/防具が追加されています。
・魔法もシステムが変わり、一般的なMP制を導入。
・漢字・かな表示の選択可能になりました。
・おまけダンジョンとして、ソウルオブカオスという4つのダンジョンが追加されています。
本編とは関係ないですが、ここでしか手に入らない強力な武器・防具を入手することが可能です。
ここでは、FFIII、IV、V、VIに登場するボスに戦いを挑むことが可能です。
この追加要素が素晴らしいファンサービスではないかと思います。
横視点の戦闘画面は伝統!

スコア:58/100
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今プレイするとツライなぁ!オイ!

それではファイナルファンタジーIIのレビューに移行しようかと思います。
(今回は長くてツライ・・・。)
シリーズ二作目!ストーリーの繋がりはゼロ!

FFIIの原作はファミコンで1988年12月17日に発売されました。
国民的RPGのドラクエと大きく異なり、ストーリーに繋がりが無いこととシステムを大きく変更されていることが話題になりました。
同時収録のFFIと全く異なるグラフィック!更に綺麗!

通常のRPGは敵を倒して経験値を入手して、キャラクターを成長させます。
この作品は、経験値というものが存在せず、戦闘中に取った行動が純粋に成長に関わってきます。
「こうげき」ばかり選択していれば、戦士としての能力が成長、「まほう」ばかり使用していれば「まりょく」が上がり、その「まほう」のレベルが上って強力になります。
また、武器に熟練度が設定されているので、同じ種類の武器を使い続けることで、その武器の攻撃が得意になります。
面白いのは、攻撃を受けて「HP」が下がると「HP」の最大値が上がることです。
序盤はキャラの死亡を防ぐため「HP」の最大値を上げるのがとても重要なので、
仲間を攻撃するパーティーアタックを何時間もするが攻略の近道です。
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何てマゾなんだ!

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仲間を殺さない程度に傷めつけてやれ!

この作品独自のシステムが「ワードメモリーシステム」です。
登場人物と会話した際に、重要な単語が出ることがあります。
それを「おぼえる」事で、他のキャラクターに「たずねる」事でストーリーが展開します。
アドベンチャーゲームのようなシステムですね。
キャラクターとの会話はこの作品には重要だ!

この作品は非常にストーリーが重厚です。
仲間との出会いと別れが多く、シリーズ屈指のシナリオです。
多くの犠牲を伴いながら仲間と戦うアツい展開は今でも胸を打ちます。
このGBA版は嬉しい事に、FFI同様、嬉しいオマケがあります。
それは、クリア後の追加ストーリーである「ソウルオブリバース」です。
本編のストーリーで戦って亡くなったキャラクター側の死後の世界がテーマです。
4-5時間程度のボリュームですが、本編の裏側からシンクロして、非情に面白い設定です。
本編の死別する時のステータスがそのまま反映されるので、サブキャラクターをなるべく強化しておかないと非情にツライ状況になります。
実際にもぐらも、全く状況を考えずにストーリーを進めたので、ほぼ「詰み」状態になってしまい、苦労しました・・・。
総評:
同時収録のFFIよりグラフィックは強化されており、バランスもマイルドになっています。
エンカウント率はそれでも高めですが、キャラクターが成長しやすくなったので、快適です。
音楽も、シリーズ屈指の名曲が多く、飽きません。
FFIとFFIIがカップリングされていますが、このFFIIが本編と考えても良いくらい完成度は高いです。
スコア:72/100
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当時の教科書的なRPGを体験するのもアリだな!

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コメント:2 | トラックバック:0 |
かなりグラフィックやシステムがパワーアップされていると思います。
初心者でもとっつきやすくなり、今からでも気軽に楽しめると思います。
僕はIのパーティーだと、戦士(ナイト)、シーフ(忍者)黒魔導師、白魔術師でしたよ。
FFIIはちょっとマゾ過ぎて、再びやろうという気が起きないなぁ。
ミンウ師は犬死だし。
せめて、アルテマが使い物になれたらいいのにね?^^;
こんにちは。
そうですよね。
このGBA版は本当にシステムがパワーアップしています。
しかし、思いっきり難易度が下がってしまい、軽い作品になっていると思います。
このFFIIはファミコン程マゾ仕様ではないので、結構イケますよ。
ミンウは離脱(死亡)前にガッチリ育てないとオマケで苦労します!
アルテマはファミコンより強力ですが、育てるのが面倒すぎて活躍しなかったです。
もぐら